窓から見える景色 そこには何がありますか 人はそう単純じゃない 心の底は計り知れない 深層から真相に迫る
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放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は
TBSテレビが昨年2月13日に放送した情報番組
「みのもんたの朝ズバッ!」の内容に
「重大な放送倫理違反があった」として
再発防止策を講じるよう勧告した。

問題となったのは、1999年に都内の保育園児が
綿あめの割りばしをのどに突き刺して死亡した事故で
治療した医師の責任の有無を巡る民事訴訟判決に対する報道。

遺族側の請求を棄却した判決を「民事でも無念の涙」と紹介し
医師の個人名を伏せた上で、司会のみのさんとコメンテーターが
「この程度の医療水準でもいいのか」
「脳に損傷はないのか、素人でも考える(のに処置できなかった)」
などと論評。

これに対し、医師が「名誉棄損に当たる」などと訴え
謝罪放送などを求めてBPOに審理を申し立てていた。

決定では、番組での発言について
「判決内容の正確な認識を欠き、医師の社会的評価を低下させた」
と指摘した。

一方、謝罪放送の要求については
「論評の域を逸脱せず、(医師に対する)人身攻撃とは認められない」
として退けた。

TBSテレビ広報部は、「勧告内容を真摯(しんし)に受け止め
今後の番組作りに生かしたい」とコメントしている。

医師の判断の問題は簡単には語れないこともある。
終わってしまえば、この時はこんなことも考えられたと簡単に言えるが
実際の医療現場を知らない人の言い分だと思う。

実際には1分1秒で医師は判断し、行動しなければならない。
最初から患者が教えてくれるわけではない。
情報は自ら考え、検査という方法で、一つ一つ集めていく以外にない。
そんな中で、患者の状態は刻々と変化していく。

そんなストレスの中で、患者のことを考えながら
一番の方法を模索する。

医師はすごい職業だと思う。

この医師の場合も、脳のことは最後に気づくことも多いし
まさか、割り箸が頭蓋骨を越え、脳にまで刺さっているとは
思わなかっただろうし、脳の症状はどんどん加速度をつけて
変化することも多い。

難しい判断だったと思う。

一概に批判できる状況ではないのかもしれない。

医療ミスは、簡単な状況から生まれるものではない。
複雑な物の見方をしないと判断できないこともある。


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2012/04/08(日) 12:12:23 |
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